切明大明神の話
美麻村の二重(ふたえ)と大塩とは昔は一続きになって池沼のようになっていたが、東の金熊山と西南の八坂村の曽山の山との連絡点を切明けて水をはらい、今のような二重大塩の盆地をつくったのだという。この大業をなした人を今金熊川畔の川下部落に近いところに祀って切明(きりあけ)大明神といっている。
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